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数式と関数について

エクセルは表に文字や数字を入力できるだけではありません。数式と関数を組み合わせて入力したデータを加工して、新しいデータを導き出す事ができます。というよりこの機能がエクセルの重要な機能の一つでしょう。

今までは一つのセルの値が変わる事で、全てのセルの値を再計算や再入力していた部分が、この数式と関数の機能を使いこなす事で、関連するセルだけを自動で再計算してくれるようになります。また、ヒューマンエラーによる不具合の低減等にも貢献できるようになります。


数式を入力する

数式を入力する2手順

  1. 半角"="(イコール)から入力を開始する

  2. マウスでセルを選択or直接セルを指定or定数を指定しながら、計算式を完成させる。

数式の例

A

B

C

1

A

1000

B

=A1*0.08

C

=A1+B1

Aの列に商品代金が入力されており、Bの列には消費税、Cの列には合計金額を表示させる時



関数を入力する

関数を使用すると計算式がシンプルになり、数式ではひとつずつ指定していた計算対象のセルを連続で指定することができるため、入力の時間の短縮にもつながります。

関数を入力する場合も、数式を入力する方法とほとんど同じです。一つ違うところは数式では数字やセルを指定するところを関数の名前を打ち込んでカッコで計算対象を指定してあげる必要があるところです。

数式と関数の違い

A1-A10までのセルの数値の合計を求める場合
■数式
=A1+A2+A3+A4+A5+A6+A7+A8+A9+A10

■関数
=SUM(A1:A10)

知らない関数は使えない?

知らない関数は使えないのでしょうか?エクセルには様々な関数が用意されています。例え仕事で使用する関数が約20個程度だとしても、その名前と引数を覚える事は困難でしょう。でも大丈夫。数式を入力する所の右側に"fx"に似た記号をクリックする事で、機能から関数を検索する事、指定した関数のヘルプを見る事ができます。しかし、様々な関数を組み合わせてシートを作る際には、大まかな機能位は覚えておく必要があるでしょう。



基本演算子

演算子とは、数式や関数では元々入力されているセルの値に対して、演算・結合・比較する際に使用する記号です。算数の授業で習った式の順序と同様に"()"でくくることで特定の式の優先順位を上げる事もできます。

四則演算子

演算子

意味

結果

演算子

+ (プラス)

意味

足し算

2+3

結果

5

演算子

- (マイナス)

意味

引き算

3-2

結果

1

演算子

* (アスタリスク)

意味

掛け算

2*3

結果

6

演算子

/ (スラッシュ)

意味

割り算

6/3

結果

2

演算子

^ (キャロット)

意味

n乗

2^3

結果

8

べき乗根を求めるときは、関数を使用するか(1/n)乗してあげればOKです。例として"8^(1/3)"を入力した場合の値は"2"となります。

結合演算子

セルの文字列同士を結合させたい場合は、"& (アンド)"を使用します。たとえばA1(値はA)とB1(値はB)の文字列を結合させたい場合は"A1&B1"となり、結果は"AB"となります。


比較演算子

演算子

意味

結果

演算子

> (大なり)

意味

左が右より大きい

2>3

結果

FALSE

演算子

< (小なり)

意味

左が右より小さい

2<3

結果

TRUE

演算子

>= (大なり+イコール)

意味

左が右以上

3>=3

結果

TRUE

演算子

<= (小なり+イコール)

意味

左が右以下

4>=3

結果

TRUE

演算子

= (イコール)

意味

左が右と同じ

2=3

結果

FALSE

演算子

<> (小なり+大なり)

意味

左が右と同じではない(違う)

2<>3

結果

TRUE

比較演算子の"= (イコール)"は数式の最初に入力する"="とは意味が異なるので注意してください。